甲府市広報9月号に、北東公民館秋の主催講座「名曲をうたいましょう」へのご案内が、掲載されました。
当日は、皆様のご希望により、メンデルスゾーンの「歌の翼に」を、歌唱指導の赤池先生が独唱いたします。
ご案内のように、この曲は(「歌の翼に乗せて」Auf den Flügeln des Gesanges)は「ローレライ」で有名なドイツの詩人、クリスティアン・ヨハン・ハインリヒ・ハイネ(Christian Johann Heinrich Heine, 1797年12月13日 -1856年2月17日)の詩に、ドイツロマン派の作曲家フェリックス・メンデルスゾーン(Jakob Ludwig Felix Mendelssohn Bartholdy:1809-1847)が曲を付けたものです。
「歌の翼に乗せて」はロマン派に好まれたエキゾチスム・オリエンタリズムを題材にした恋の詩です。この機会に、是非ドイツロマン派の二人の巨匠による名歌をご堪能いただきたいと思います。
ご家族やお友達をお誘いの上、お越しくださいますよう、ご案内申し上げます。
「歌の翼に」
歌の翼に愛しき君を乗せて
ガンジスの野辺へと君を運ぼう
そこは白く輝く美しい場所
そこは赤い花が咲き誇る庭
静寂の中 月は輝き
スイレンの花 愛する乙女を待つ
スミレは微笑み 星空を見上げ
バラが耳元でささやく 芳しきおとぎ話
賢くおとなしい小鹿
走り寄り 耳をそばだてる
遠くに聞こえる 聖なる川の流れ
僕等は椰子の木の元に降り立ち
愛と平穏を満喫し
幸福に満ちた夢を見よう
ハインリッヒ・ハイネ
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