2020年は、合唱活動や歌声集会を愛する者にとって受難の年となりました。不要不急の行動は慎まなければいけませんでしたが、私達の活動は、不用不急の中にある、豊かな時の流れを楽しむものです。
その非日常の中にある心の動き・ときめきが文化です。
自粛を求められた3密の【密集・密接・密閉】は、声を合わせて楽しむ私達には、一つも切り離せないものです。自粛が解けてからも、合唱・うたごえには、公民館を貸し出してもらえません。民間施設・地区の悠遊館を利用しています。さらに五つの小、【小人数・小一時間・小声・小皿・こまめな換気】を守りつつ、細々と活動しています。
検温・手や利用器具の消毒にも慣れ始め、歌える事の大切さを今まで以上に感じる事が出来たのは、収穫だったかもしれません。
細く長く辛抱強く、自由が来る時を待ちたいと思います。
2021年に希望を持ち続けて、また皆さんと歌う喜びを分かち合いたいと願います。
皆さん、ご一緒に sing along!
羽生美智子音楽教室
代表 羽生美智子